燃料電池車(FCV)は水素ステーションが圧倒的に少ない

 

一番気になる燃費と水素ステーションの設置数・地域

 

水素ステーションが圧倒的に少ない

燃料電池車は水素と空気中の酸素が反応してできる電気を電池に貯める仕組みになっています。
 
燃料のもとになる水素の価格ですが、
岩谷産業では1kg当たり1100円に決定しています。
 
数年はこの価格で据え置くようです。
 
ところで1kg当たり1100円でどのくらい走るのか、燃費が気になります。
 
また、水素を供給するガソリンスタンドに代わる水素ステーションの普及も購入前に調べておくべきです。
水素と燃料電池車の燃費がガソリンよりも高価であれば普及は困難でしょう。
 
安ければ、買い替え時などのタイミなングで水素車への乗り換えが進み普及しやすくなります。
 
ハイブリッド車程度の燃費と言われています。
 
ガソリン車よりも遥かに燃費が良いことになります。
 
ガソリン車は、世界の情勢や為替により原油価格の変動に大きく影響されますが、水素
はガソリンのように大きく変動しないでしょう。

 

 

 

水素ステーションの設置数・地域

 

水素ステーションの設置数・地域

酸素は空気中から取れますが、水素はタンクに無くなる前に補充しなければなりません。
 
補給出来る水素ステーションはどのくらい設置されるのでしょうか?
 
平成23年に自動車、石油、都市ガス、産業ガスなどの民間企業13社がFCV国内市場導入と水素インフラ整備に関する共同声明を発表しましたが、平成27年までに100ヵ所程度の水素供給インフラの先行整備を目指します。
 
一方、国の目標では、平成37年までにFCV200万台、水素ステーション1,000ヵ所程度を普及させるとしています。
 
水素ステーションの新設コスト4から6億円と、ガソリンスタンドの約1億円と比較すると高額でも今後課題となるはずです。
 
平成26年現在では、岩谷産業は東京、大阪、名古屋、福岡の四大都市に20カ所の水素ステーションを建設・計画中です。
 
また、トヨタの発表では、埼玉、千葉、神奈川、山梨、愛知、滋賀、大阪、兵庫、山口、福岡の11都府県に設置する予定、具体的には、ENEOSの水素ステーションが11カ所設置する計画です。
 
現在のところ、設置数を合計しても全国で約30箇所程度です。
 
この設置数だと水素ステーションまで辿り着くまでに水素切れとなりそうです。

 

移動型の水素ステーション「ハイドロ シャトル」とは

 

移動型の水素ステーション「ハイドロ シャトル」とは

水素ステーションの設置数では、ドイツやアメリカが先行しています。
 
日本が設置数において世界一になるには移動型の「ハイドロシャトル」の普及が鍵を握っています。
 
「ハイドロシャトル」とは、水素ステーションで製造された水素を大型の車に搭載して移動し、積んだ水素を燃料電池車(FCV)へ供給する考え方です。
 
水素ステーションの新設コストが高額であるため、解決策として太陽日酸が開発したシステムで、「ハイドロ シャトル」は従来の新設費用の半額で運用が可能となるため利便性の向上が期待されます。
 
本田技研工業は、将来的に水素を供給する場所として「ホーム・エネルギー・ステーション」、自宅で水素を供給することも視野に入れております。

 

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