腸内フローラ辞典

チーズの栄養素と健康効果のご説明

 

チーズの栄養素と健康効果 

 

チーズの栄養素と健康効果についてのご紹介です。

 

牛乳を凝縮して発酵させたチーズには、良質なたんぱく質や脂質、カルシウム、ビタミンなどが豊富に含まれています。

 

チーズの豊富なカルシウム

 

チーズのカルシウム含有量は、卵の10倍以上もあり、はるかにしのいでいます。

 

チーズのカルシウムは、たんぱく質と結合しているので吸収率が高い特徴があります。

 

チーズでも、フレッシュタイプのチーズよりもパルメザンチーズ等のハードタイプの方がカルシウムをより豊富に含んでいます。

 

 

 

 

チーズの豊富なビタミン

 

チーズには、ビタミンAやビタミンB群が豊富に含まれております。

 

ビタミンAは、皮膚や粘膜の保護作用があり、ビタミンB群には体内の新陳代謝を活発にして細胞を若く保つ作用があります。

 

野菜や果物とチーズを一緒に食べることでミネラル分をバランス良く摂取することができます。

 

 

チーズの豊富で良質なたんぱく質

 

チーズには、発酵段階で良質なたんぱく質を分解して豊富な必須アミノ酸が作られています。

 

良質なたんぱく質は、細胞を構成するのに必要な栄養素ですから、成長期の子どもや高齢者もチーズを積極的に摂取することがすすめられます。

 

チーズの強い抗酸化作用

 

チーズの熟成過程でたんぱく質が分解されてつくられるペプチドに活性酸素を除去する抗酸化作用の働きがあることが報告されています。

 

活性酸素は、細胞のミトコンドリアがエネルギーを産生する際にも発生しますが、この活性酸素が体内に多くなると様々な病気のもとになります。

 

寿命と関係があるテロメアも活性酸素の攻撃を受けて短縮することがわかっています。

 

チーズを摂取することで、活性酸素を除去してテロメアの長さを維持し、細胞の老化を防ぎ、動脈硬化をはじめ様々な生活習慣病を予防する効果を期待することができます。

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